2016年9月15日木曜日

世紀の宣伝量。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』



こんにちは。ビニールタッキーです。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(以下表記「BvS」)のBlu-ray/DVDが先日発売されました。さらに今作でベン・アフレックが演じたバットマンも登場する『スーサイド・スクワッド』の公開も始まりました。ここで誰が望んでいるかわかりませんが改めてBvSの宣伝を振り返ってみたいと思います。

というのもこのBvSの宣伝、とにかく多かったんです。だいたいのビッグバジェット映画は公開前イベント、公開記念イベント、大ヒット御礼イベント、ソフト発売イベントぐらいなのですが僕の知る限りBvSはイベントだけで10本ほどありました。それだけワーナー・ブラザーズ渾身の一作ということなのでしょう、ウェイン財閥ばりのなりふり構わないイベントが目白押しでした。それではジャスティス・リーグ…と言うよりスーサイド・スクワッドと呼ぶ方が相応しいようなおもしろ映画宣伝軍団をぜひ御覧ください!


日本代表・槙野智章選手、私生活パートナー求む「職種は関係なく、いい女がいい!」




世紀の2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンによる夢の競演を描く『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の応援団就任イベントが1月7日(木)、都内にて行われ、メジャーリーガーの川崎宗則選手、サッカー日本代表の槙野智章選手が本物さながらのコスプレ姿で登場した。 
川崎選手はメジャーリーグでの数々の苦難や逆境に挑戦し、立ち向かう姿がバットマンと重なることからバットマン役。一方の槙野選手は、筋骨隆々な肉体と端整なルックス、特にトレードマークである七三の髪型がスーパーマンにそっくりであることから、スーパーマン役となり、貴重なコスプレ姿を披露した。槙野選手は「やっぱり地球の皆のために戦うのがスーパーマン。僕に似てるなってかぶるところがあります」と胸をはり、川崎選手も「見ていないところで頑張っているから、僕もバットマンに似てるかなと思います」と同意すると、「まさに川崎さんと一緒だね」「分かってるじゃないか」と意気投合していた。
2016年1月のBvS宣伝一発目がいきなりこれだったので正直ちょっとびっくりしました。この頃は情報もあまり解禁されていなかったので会話がふんわりしてていいですね。あとスポーツマンがスーパーヒーローのコスプレをするとわりとしっくりくる、という学びがありました。



2大ヒーローが豆まきで対決!? 節分イベントでバットマンvsスーパーマンのバトルが勃発




豆まきが始まる頃、会場には5,000人以上の観客が来場。登壇する有名人の名前が次々と読み上げられる中、“バットマン”と“スーパーマン”というヒーローの名前があげられると、会場にいた観客からざわめきが…。そして、華やかな有名人と共にコスチュームに身を包んだバットマン&スーパーマンが登場すると、思いもよらぬスペシャルゲストの登場に来場者は一気にヒートアップ! 
バットマンとスーパーマンは、イベントでもにらみ合って火花を散らしながらも、その手には豆を入れるために“升”がしっかりと握られていた。同じく豆まきに登壇した大女優、中村玉緒や、元フィギュアスケート選手の安藤美姫といった有名人らに劣らぬ存在感を見せつけながら力強く豆をまき、来場者の厄除けと来福を願った。意外なゲストの登場に会場は笑顔に包まれ、大盛り上がりの中イベントは終了した。
2014年は『ロボコップ』、2015年は『ミュータント・タートルズ』のミーガン・フォックスでしたが今年の豆まきはバットマンとスーパーマンでした。誰が予想できたよ。しかし豆をまく姿が楽しそうでほっこりします。



益若つばさ、セカオワ・Fukaseとの交際「ゆっくり見守ってもらえれば」

バットマンとスーパーマンという2大ヒーローの対決を描くアクション超大作。「見たことはあるけど、あまり詳しくない」という益若さんは、イベントMCからスーパーマンが宇宙人であることや、バットマンの正体が大富豪だと知らされると、驚きの表情を見せ、「でも、別の一面をもったギャップがある男性はすてき」と瞳を輝かせた。 
具体的に、スーパーマンについては「性格は穏やかで誠実そう」と分析。どちらかと言えば、「影がある雰囲気がカッコいい。私も私服はブラックが多いので」という理由でバットマン派なのだとか。「スーパーマンは、鈴木奈々が選びそう。『今日も元気です!』みたいな感じで」と話していた。
どうしてこんな人を呼んだんだ…と思ってしまいますが、こういう人も警戒せずに見に来てくれていいんだよ~というアピールなんでしょう。まあ記事を読むとほとんどセカオワの人との恋愛話しかしてないんですが…


と、ここまでは公開一ヶ月前の宣伝なのでまだ穏やかだったんです。3月に入ると公開月ということで怒涛の宣伝が始まります。



映画にもある? 上島バットマンと寺門スーパーマンがおでん、ゴムパッチン対決にチュー!




きた!おもしろ映画宣伝界の帝王、ダチョウ倶楽部!

ダチョウ版世紀の対決は3本勝負でイス取りゲーム、ゴムパッチン、そしておなじみの熱々おでんが行われたが、思わぬ種目での対決に疑心暗鬼の寺門さん、上島さんに対し、レフェリーの肥後さんは「これ、映画の中でも実際にやってますから!」と断言! バットマンとスーパーマンがイスを取り合い、ゴムひもを口にくわえ、さらに熱々のおでんを顔に当てられるという“泥仕合”が繰り広げられ、会場は笑いに包まれた。 
そして、対決の最後に、2人はお決まりのにらみ合いからのチュー&仲直り! 肥後さんは対決後に実は、まだ映画本編を観ることができていないことを明かし「おそらく、映画の中で今日の3本勝負はやりません」と嘘をついたことを謝罪。一方で、あくまで個人的予想として、バットマンとスーパーマンがにらみ合うビジュアルを前に「この流れで、ケンカしてチューはあるはずです!」と期待を口にしていた。

だいたいBvS本編も二人がケンカして仲直りのチューをする感じだったので肥後リーダーの言ってることはほぼ正解です。あとゴムパッチン的に伸びる魔法の投げ縄を持ったカッコいいお姐さんも出てくるので映画の再現度としては一番高いと思います。ダチョウ倶楽部のおもしろ映画宣伝はいつも同じような感じなんですが毎回映画の内容と微妙に合ってるというところに感心します。



前園真聖、若槻千夏に結婚を勧められ「そろそろ…」と前向きな姿勢!


段々記事タイトルから映画名が消えつつありますが気にしないでください。この手の記事ではよくあることです。

この日は、普段、あまりヒーロー映画を見ることが少ないと思われる女性客を招待。若槻さん、前園さんもバットマン、スーパーマンについて特に熱烈なファンであるというわけでもないよう…。イベントを前に『スーパーマン』を見たという若槻さんは「スーパーマンが宇宙人(※惑星クリプトンから地球にやってきた)ということ、知ってましたか?」と語ると、会場はざわつき、前園さんも「宇宙人なんですか? 知らない! 知らない!」と驚いた様子。そんな2人と観客のために、スーパーマンの超人的なスピードやパワーについて司会者から説明がなされると、若槻さんは「体がいいですよね! ムキムキのスーツを着こなせる! 体がよければいい!」と興奮気味にスーパーマンの肉体美の魅力について語った。 
だが、続いて、バットマンについて「ベテランのヒーローで大富豪でプレイボーイ」と説明されると、若槻さんは「知らなかった! パーティーピーポーってことですか?」と即座に食いつく。さらにプレイボーイに見せかけて、実はバットマンは寡黙で、24時を過ぎると人知れず愛する街のために戦っていると明かされると「(選ぶなら)バットマンですよ! お金持っててベテランで寡黙。パーティーピーポーってのは(夜が)長いのがめんどくさいですが、バットマンは(24時で切り上げるので)終わりが見えてますからね」と一気にバットマン派に転向。前園さんも「オンとオフの切り替えができるのはすごい。ズルズル行っちゃいますからね」とバットマンの切り替え上手な点を称賛した。

どうしてこんな人を…(2回目)こういう映画イベントに呼ばれる以上、リチャード・ドナー版『スーパーマン』や『ダークナイト』、せめて前作の『マン・オブ・スティール』ぐらい見てきてほしいと思いますが、そういう知識を持ってると逆に呼ばれないのでしょうね。難しい問題です。

あと個人的な感想ですがヒーロー映画は女性客もガンガン見てると思いますよ!



益若つばさや千葉ットマン、2大ヒーローの対決を予想!―『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ジャパンプレミア

実に多彩、というか玉石混交な感じのゲスト陣ですが個人的に気になったのはこのお二人。


アメリカ生まれのユージは、バットマンとスーパーマンの大ファンだという。「この日が来てしまったかという感じですね。ずっとファンだったので、2人が闘ってしまうと、見るのが怖いです」と、ファンだけに複雑な様子。勝負について尋ねられると、クリプトン星の石がスーパーマンに対して有効であるという設定を紹介しながら、「その知識がこっち(バットマン)に入ってるかどうかですよね」とバットマンの戦略に期待を込めた。

ああクリプトン星!「スーパーマンが宇宙人って知ってました?」といったセリフが飛び交う宣伝イベントが続いていたのでそういう基本的な単語が出てくるだけでホッとします。




超セクシーなドレスで登場した叶美香は、『マン・オブ・スティール』の公開時にスナイダー監督やカビルと話す機会があったことを振り返った。当日の衣装は、姉の恭子さんが、本作に登場する第3のスーパーヒーロー、ワンダーウーマンをイメージして手掛けたものだという。

さすが美香さん。改めて叶姉妹のブログを確認したところ、恭子さんは『300』が大好きで30回以上見てるとか、ヘンリー・カヴィルに直接会った恭子さんが「今のところ、モースト・ゴージャスガイ・イン・ザ・ワールド」と発言した等アツい話で溢れていました。



椎木里佳、コスプレをするなら「キャットウーマン」と即答!


この記事については前のエントリ「2016年上半期おもしろ映画宣伝ベスト10」で言及しましたので詳しくはそちらを御覧ください。とにかくおもしろ映画宣伝はこの手の人達が作り出しているんだな…という印象がとても強くなったイベントでした。



『バットマン vs スーパーマン』日本上陸!唯一の日本人キャストTAO「本当に感激」


おお!TAOさんだ!と思う一方でなぜスキージャンプの高梨沙羅選手が…と思いましたがヒーロー映画に対してスポーツ界のヒロインを呼んだ、ということだそうです。

先述した川崎宗則選手や槙野智章選手もそうでしたが話題のスポーツ選手が公開記念イベントに呼ばれることはわりとあるので「本当に映画と関係あんの?スポーツ選手×映画宣伝イベントの奇妙な関係」という記事にまとめようかな、と思うこともあるのですがそれこそ世界のどこに需要があるのか全くわからないので胸の奥にそっと仕舞っておきます。



三船美佳、離婚後初イベントでハイテンション「強い母ちゃんになる」


三船美佳さんといえば離婚訴訟中に『ゴーン・ガール』のイベントに出演したことで映画宣伝界では伝説となっていますが奇しくもベン・アフレック主演映画のイベントに再び登壇しました。

もともとDCコミックスのヒーロー映画が大好きだといい「娘と母と一緒に劇場に行ったが、あまりに面白く2回連続で観てしまった」と興奮気味。「今回はヒーローたちが戦う裏側を、市民の目線で描いていてとても斬新だった」と分析し、「スーパーマンのSは、故郷では希望の象徴なんですよ。やっぱり希望って大事だなって思います」「一方、バットマンは這い上がるために、コウモリの穴に落ちてトラウマを乗り越える」とまるで自身と重ね合わせるようなコメントも…。最後は「娘を守るために、私もワンダーウーマンみたいに強い母ちゃんにならなきゃ」と決意を新たにしていた。

『ゴーン・ガール』の時もそうだったんですが映画と絡めたコメントが上手くて個人的には好感を持っています。実際にワンダーウーマンを演じたガル・ガドットも1児の母なので彼女のように強い母ちゃんになれるといいですね。


と、ここでちょっとブレイク。BvSの企業コラボを少しだけご紹介します。

ライザップと映画『バットマンvsスーパーマン』が奇跡のコラボ!森永卓郎の「コミットした」コスプレがシュールすぎるwww【動画】

せっかくなので大きめの画像を置いておきます。



アップでどうぞ(無駄に高画質)



動画もどうぞ。



閑話休題。



永野と篠原信一が意気投合、最強なのはスーパーマンの恋人




きた!おもしろ映画宣伝界の超新星、篠原信一!!
最近邦画のイベントばかり出てるのでちょっと寂しかったよ!

2人は「どちらのヒーローが最強か?バットマン好き vs スーパーマン好き 世紀の対決!」と題した企画で戦うことに。バットマンのマスクを着用した篠原に、スーパーマン派の永野がいつもの歌ネタで対抗。「バットマンより普通にー、スーパーマンが好きー!」と歌いながら、着用したマントを翻してみせる。 
それぞれのキャラクターの魅力を聞かれると、永野は「スーパーマンは、何より自己犠牲の精神! すぐ助けに行くのがヒーロー!」と回答。一方、篠原は「バットマンは生身の人間で鍛えてるところがすごい。努力が最強!」とアスリートならではの目線でアピールする。しかし劇中のキーパーソンの1人、スーパーマンの恋人であるロイス・レインの話題になると「もっと最強なのは、スーパーマンの恋人」「キレイ! 最強!」と意気投合してしまう2人。結局この対決を制したのはバットマンでもスーパーマンでもなく、ロイス・レインということになった。
この記事ではBvSの話をしてる感じですが動画ニュースを見るとこの頃ちょうどリオ五輪開催中だったため篠原信一が柔道について熱く語り初めて「あっそういえばこの人柔道選手だった」と気付く一面もありました。



以上です。
しかし多かった。集めるのも疲れた。

ご紹介したBvSの宣伝で特に感じるのは女性タレントを意図的に呼んでいることでした。おそらく普段アメコミヒーロー映画を見に来ない、と思われている女性客に集まって欲しいというのが本心なのでしょう。しかしより多くの人を集めたいならバットマンとスーパーマンだけではなくもう1人の主人公、ワンダーウーマンも推してほしいなーと思います。別に公開前に秘密にされてる登場人物でもないのにあんなに超かっこいい人を宣伝に使わないなんてもったいないですよ。せっかく宣伝数を増やすなら多角的な見方を提案する宣伝を入れたらいいのにな、と感じました。


しかしこの宣伝群を見ていると気付くこともあります。ハリウッド製ビッグバジェット大作によくあるタレント吹き替えや日本版主題歌がないのです。ここからは想像なのですが、もしかすると上層部や広告業界からの「◯◯ちゃんさ〜いつものタレント吹き替えやろうよ〜」という申し出に、現場スタッフが「それだけはやめて下さい。そのかわりイベントを大量に開催して人を集めますから!お願いします!」と抵抗した結果なのかもしれません。そう考えるとこの大量の宣伝は『バットマン vs スーパーマン』という映画を傷一つ付けずに公開するためのワーナーブラザーズジャパンの決死の努力の成果に見えてきます。真相は違うのかもしれませんが、結果として映画をキチンとした形で公開してくれた現場スタッフには、劇中でスーパーマンを慕う民衆のように僕もキャンドルの灯を掲げたいと思います。




それでは最後に、今となっては味わい深い気持ちになるエイプリルフール広告を置いておきますね。




「テラフォーマーズ」小吉とヤツがバットマンvsスーパーマン風に

ヒューッ!!!

2016年8月22日月曜日

シンゴジ細うで繁盛記



こんにちは。ビニールタッキーです。

『シン・ゴジラ』最高ですね。平成VSシリーズを毎回映画館に見に行っていた中学生の僕と、そこそこ色々な映画を見るようになった30代の僕が一緒にガッツポーズしてるような、とても楽しい映画でした。

さて、前置きはここまでにして。
『シン・ゴジラ』はここ最近のビッグバジェット映画の傾向と同じく企業タイアップが多いのが特徴です。実際それらのタイアッププロモーションをまとめた素晴らしい記事や、ゴジラの写真をそのまま使ったタイアップポスターについてのトゥギャッターまとめも存在します。

『シン・ゴジラ』タイアッププロモーション 全力まとめ!企業・自治体が総力戦でゴジラを迎撃!

シン・ゴジラ、公式がふざけまくっててまるでクソコラグランプリだと話題に「金のかかったコラ画像やめろ」「雑コラ感」

そんなタイアップの中でもゴジラがあの細い腕で商品を持たされているポスターがなぜか僕の琴線に触れました。ゴジラさんの頼まれた仕事は断らない、企業に言われるがままに商品を持って写真を撮られているかのような感じが一種の"萌え"を生み出しているのかもしれません。とにかく何だかたまらないのです。

そんな「シンゴジ細うで繁盛記」とでも呼ぶべき味わい深いポスター群を集めてみました。映画本編のシリアス具合とは正反対のゆるふわな雰囲気をぜひご堪能下さい。



あんみつ雨戸×シン・ゴジラ

火にも衝撃にも強い性能でブラインド機能まで搭載したあんみつ雨戸とのコラボ。「こんな雨戸が欲しかった!!」って言うけどそれどこに持ってくの?家?ゴジラもしかして寝てる時とかに間違えて紫色の光線とか吐いちゃうの?



動画CMもあります。



タワーレコード×シン・ゴジラ


他店舗の在庫まで探してお取り寄せできるサービス『在庫発見伝』とのコラボ。「諦めず、最後までその在庫を探そう」というシンプルなキャッチフレーズがグッと来ます。ちょうど映画公開から数日でサントラ「シン・ゴジラ音楽集」が大人気のため各地で在庫切れになるということがあったのですが在庫発見伝は活躍したのでしょうか。



大阪880万人訓練×シン・ゴジラ


 7月29日(金曜日)から全国公開される映画「シン・ゴジラ」とのタイアップポスターが、東宝株式会社様のご協力をいただき、完成いたしました。 
このタイアップポスターでは、ゴジラが非常用持出袋と懐中電灯を持って、いざという時に備えてくれています。府民の皆さまもぜひ大阪880万人訓練に参加していただき、ゴジラと一緒に防災意識を高めていただければと思います。

お前が逃げるんかい!というコテコテのツッコミ待ちな感じが大阪っぽくていいですね。キャッチフレーズも「高めよう ゴジラと一緒に 防災意識」ってお前が災害ちゃうんかい!



バイトan×シン・ゴジラ


現像対虚構ってなんでしょうか。現像してみたら思ってたのと違う写真が出てきたのでしょうか。足が片方消えてるとか白い女が写っていたとか天に昇る沢口靖子が見えたとか…そう見るとこのシンゴジさんもちょっとショックを受けてるように見えます。たぶんカメラ対ゴジラって言いたかっただけなんだと思いますが。



やっぱりカメラ対ゴジラって言いたいだけだろ!あと意外と高待遇です。



ロッテリア×シン・ゴジラ


腕が短すぎて口に届かないんじゃないの…と考えてるうちに「食べてないんだ」と塚本晋也ばりに手をポンと打ってしまいました。

しかしドライブスルーで店員のお姉さんに「飲むか 食うか」と強気で聞かれたらドキドキしてしまいそうです。ゴジラさんにはその2択よりもセットで注文した方がお得と教えてあげたい。そして映画を見た人間としては「冷たいドリンクはやめた方が…」と老婆心ながら伝えたい。




ロッテリアのコラボは嬉しいですが保存がとても難しそうなコレクターズアイテムですね。油でベットベトになりそう。



イオンシネマ×シン・ゴジラ


ホットドッグ対ゴジラ。だんだんキャッチフレーズがシンプルになってきました。でもミニカレンダーを持ってる様子が「僕の写真入りカレンダーをプレゼント!」と言ってるような感じでかわいいので許します。だんだん皆さんにもこの"萌え"が伝わってきたのではないでしょうか。



福岡パルコ×シン・ゴジラ


もはや売り物じゃねえー!!




大江戸温泉物語×シン・ゴジラ


「ひとっ風呂浴びてくか~!」という脳天気な感じが最高でタイアップポスターの中で一番これが好きです。風呂!赤富士!ゴジラ!と日本の名物がコラージュのように散りばめられている感じは浅草のおみやげ屋で売っている外国人向けのタペストリーを髣髴とさせます。

ゴジラさん、好きなお風呂はやっぱりラドン温泉なんでしょうか。大江戸温泉物語は食事も充実しているようですが飲み過ぎにはくれぐれも気を付けてくださいねゴジラさん。



以上です。

僕から言えることは一つだけです。今後ビッグバジェット映画は主要キャラクターに商品を持たせられるようなデザインにした方がいいと思います。そうするとちょっとしたコラージュでタイアップポスターを作れるし僕のような好事家がとても喜びます。デザイン関係の皆さんよろしくお願いします!

名古屋パルコ×シン・ゴジラ


見て見て!こんなジャグリングみたいなこともできちゃうよ!




【2016.8.29追記】
公開から1ヶ月経って安心していたのもつかの間、また新たなシンゴジ細うで繁盛記が!

日比谷シャンテ×シン・ゴジラ


八重洲ブックセンターのカバーが付いた本を読むゴジラさんかわいすぎかよ!!

2016年7月24日日曜日

2016年上半期おもしろ映画宣伝ベスト10

こんにちは。ビニールタッキーです。

2016年も半年が過ぎてしまいました。ネット上では映画ファンの方々が今年の上半期ベスト10を挙げて盛り上がっております。俺もそういうのやりたい!ということでやってみました2016年上半期おもしろ映画宣伝ベスト10!

「おもしろ映画宣伝」に関する説明については下記エントリを御覧ください。
この映画宣伝がすごい!2015(前編)
この映画宣伝がすごい!2015(中編)
この映画宣伝がすごい!2015(後編)

簡単に言うと海外映画に関する「お笑い芸人や芸能人を呼んでトークさせる映画公開記念イベント」「日本語吹替えタレントによるヒット祈願イベント」「アニメ作品やゆるキャラとのコラボ」等々の案件を指します。

以下に挙げる案件はどれも傑作と呼ぶべき素晴らしいおもしろ映画宣伝ばかりなのでベスト10と言いながら実際は順不同です。ただし1位は絶対コレ!と決まっております。では早速どうぞ!



第10位:『ブラック・スキャンダル』
タレントも観客も薄毛!『ブラック・スキャンダル』イベントは徹底的な薄毛推し




『ブラック・スキャンダル』といえばジェフブリッジスがアカデミー主演男優賞を受賞した『クレイジー・ハート』や傑作クライムアクション『ファーナス/訣別の朝』などで有名なスコットクーパー監督の重厚なサスペンス映画ですが、ここ日本ではジョニデのハゲ頭推しというおちゃらけたムードで宣伝される事態になりました。観客も薄毛の人を集めるという徹底ぶりですがどうも集まりが悪かったらしく客席はおサムい感じだったそうです。ハゲだけに。

しかしまさかスコットクーパー監督も自分の映画の宣伝でGLAYの替え歌が披露されるとは思ってもいなかったでしょう。




第9位:『クリムゾン・ピーク』
おかずクラブ、ホラー映画イベントで恋愛トークを展開! 『クリムゾン・ピーク』公開直前イベント


言わずと知れたギレルモ・デル・トロ監督のゴシック趣味全開のサスペンスホラー『クリムゾン・ピーク』も終始楽しいムードで宣伝されました。

映画のタイトルと絡めて「去年が"ピーク"だった」という話が出たり今年の抱負として「ワンピースの映画の吹き替えをやりたい」と発言して配給会社が違うのでそういう話はちょっと…と指摘されたりしていました。





しかし映画の内容と絡めて恋愛話が出るのはいいのですが成人式の時の写真まで披露されたときはびっくりしました。すごい。この映画ホラーだって知ってます?



第8位:『ジョン・ウィック』
ヒロミ、復活のきっかけは妻・松本伊代


なぜヒロミ…と思ったら主演のキアヌリーブスと同じ51歳だから、ということとヒット作に恵まれなかったキアヌ久しぶりの完全復活作!ということで芸能界に復帰したヒロミとかけているということです。こういうブッキングの意味を考えるのは脳トレみたいでいいと思います。いいと思いたいです。



マイクをガムテで止めただけの手作り感あふれるガンマイクもいいですね。
しかしどの記事を読んでも映画に関する発言は少しだけでほとんどは伊代ちゃんの話や芸能界復活の経緯、B21スペシャルの復活をほのめかす話ばかりでした。



第7位:『ヘイトフル・エイト』
品川庄司&矢口真里“6股騒動”の狩野英孝に言及「『ヘイトフル・エイコー』で良い」


もうブッキングの時点で出オチみたいなイベントですがダメ押しの「ヘイトフル・エイコー」発言で劇中のカートラッセルばりに血反吐を吐き出してしまいました。しかしイベントの中で出た庄司さんとミキティーファンたちとの和解話が思ったよりもすごくいい話でグッときました。

個人的には映画の雰囲気に合わせてテンガロンハットをかぶってきた矢口さんと庄司さんに対して自身の監督作品で『パルプ・フィクション』『レザボア・ドッグス』を引用するほどタランティーノファンを自称している品川さんがかぶっていない点にさすがだな、と強く感心しました。



第6位:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
米倉涼子、挨拶で役名をド忘れ! 『シビル・ウォー』でブラック・ウィドウ役を続投
米倉涼子、緊張!?『シビル・ウォー』役名忘れ苦笑い「すいません」
米倉涼子「このたび…、名前を忘れちゃった!」


前に書いたエントリ「宣伝が、宣伝を引き裂く―『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の受難」でも触れましたがご多忙の米倉涼子さんがご自分の役名を忘れてしまうのは仕方ないとして、それを面白がって記事タイトルにしてしまうマスコミには疑問を感じてしまいます。たぶん大多数の一般層はおもしろーいと笑えるのかもしれませんがシリーズファンはあんまり笑えないと思うんですよ。

しかし米倉さんはこの後にもロンドンプレミアに参加してスカヨハやクリスエヴァンスとまるで映画出演者のように交流したり「(レッドカーペットも)3度目になるので、だんだん慣れてきたかな」と消えかけた火に油を注ぐような発言をしたりしてこちらがひやひやしてしまいます。

参考:海外進出もPRばかり?米倉涼子の”レッドカーペット”登場に失笑の嵐

というか米倉さんはマスコミに嫌われてるのか?と思うぐらいひどい言われよう…個人的にはブラックウィドウの吹き替えは悪くないと思っています。ただこれが例えば田中敦子とか榊原良子みたいなプロの声優さんだったらどうだったのかな…と思う時は確かにあります。



第5位:『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
椎木里佳、コスプレをするなら「キャットウーマン」と即答!


椎木里佳さんをご存じない映画ファンの方に説明しますと女子高生社長の方です(ちなみにこのイベントの時点では高校卒業しているので正確には元・女子高生社長です)。しかし知らなくても安心してください、ご本人も「ぶっちゃけ、バットマンもスーパーマンも一作も観た事がない」と発言しておりますので情報量的にはフェアです。あとこの映画を見たあとならキャットウーマンではなくワンダーウーマンと言ってほしかったな、と個人的には思います。

しかしトークイベントの「女子高生社長の視点から切り込みます☆」という募集要項を見たときは一体どこにそういう需要があるんだと思ってしまいましたがイベントは盛り上がったようなので一安心です。もしかするとブルースウェインが青年実業家とかレックスルーサーが若手社長とかそういうことでかけているのかもしれません。脳トレです。
しかしこのイベントで最も重要なのは彼女の提案する宣伝方法です。

マーケティングサポートを行うAMFの代表取締役として活躍中だが、本作の宣伝プロデュースをするなら「まず、(芸人などを起用して)“3分でわかるスーパーマンとバットマン”みたいなパロディ動画を作ります。次にパロディ動画に出した芸人さんをアンバサダーにして、(DCヒーローたちのコスプレイヤーを集めて)“コスプレラン”を開催する。みんながコスプレして走ると、SNSで拡散されて認知度が上がる。リアルなものとSNSを組み合わせるのが効果的なんです」とプレゼン。 
アイデアは尽きないようで「ロゴがかわいいですよね。自分だったらペアルックを作ります。今、“双子コーデ”とかがはやっているので」と語った。
元“女子高生社長”椎木里佳、「バットマン vs スーパーマン」を宣伝するならこうする!

「貴様のような奴がいるから戦いは終わらないんだ!」とカミーユばりに叫んでしまいそうになりました。



第4位:『X-MEN:アポカリプス』
『X-MEN』史上最強の神に松平健!洋画吹き替え初挑戦


この宣伝については前回のエントリ「なぜだ!謎の大御所吹き替えブーム!」で取り上げました。記事の中でも書きましたが”X-MENを見ている間に八代将軍徳川吉宗の顔がちらつく現象はメチャクチャ面白いので楽しみ”という気持ちでいっぱいです。

記事を書いた後に公開されたアフレコイベントの様子を見るとさすが将軍様、堂々たる声演技でアッパレ!!という感じでますます楽しみになってきました。早く見たい!!




第3位:『アーロと少年』
ぺことりゅうちぇるラブラブをアピール! トイレの最中も連絡取り合う


二人がちょうど新成人ということで晴れ着姿で登場するところまでは理解できるのですが、作品のテーマ「勇気」にかけてりゅうちぇるが逆バンジーでくす玉割りに挑戦!はちょっと急展開すぎてよくわからなかったですね。





でもバラエティ的には最高の絵が撮れているのでオールオッケーだと思います。この写真本当に最高です。映画宣伝業界は「おもろい絵が撮れてナンボ」の世界らしいのでその観点から見れば大成功です。実際この『アーロと少年』もピクサー映画のわりに死とか暴力とかドラッグ描写があったりしてメチャクチャな作品なので合ってると思いました。

お時間がある方は動画もぜひご覧ください。りゅうちぇるの「どうしてこんなことやらなきゃならないの?」は僕も同感です。




第2位:『フィフス・ウェイブ』
ヒゲ面にセーラー服…ニセ女子高生の正体は




「謎の知的生命体が人間に擬態して潜伏している」というストーリーから目隠し当てゲームするというトンチキな企画もいいんですがこの宣伝のキモは藤田ニコルさんが映画を見ないままイベントに登壇したということです。

最後に映画の見どころを聞かれた藤田は「私、観てないんですよね。観たかったんですけど」とまさかの告白。一方のレディビアードは、アザーズが人間に擬態することでサスペンスが生まれていることを称賛したうえで、「ほんとすごいです! たぶんニコルさんすごく好きね!」と完璧なPR。 
その後、まだ鑑賞していない藤田をお仕置きするべく追い掛け回し、会場が笑いに包まれる中、二人はそのまま降壇した。

吉本新喜劇か!という素晴らしい幕切れ。この写真も躍動感があって本当にいい。

しかしいくらおバカが売りのタレントとはいえ映画を見ないままPRイベントに出るというのはどうなんでしょうか。もしかするとおバカキャラのイメージ戦略として事務所から見るな、と言われたのかもしれませんがクロエモレッツのファンと発言するならぜひ見てからにしてほしいと思いました。


一方のレディビアードはちゃんと鑑賞したうえで慣れない日本語でしっかりコメントして、さらに見ていないニコルさんのフォローもしていて好感が持てました。まあ映画を見てコメントするって公開記念イベントでは普通のことだと思うんですけどね…


さあ、というわけでやってきました2016年上半期おもしろ映画宣伝ベスト10。ここまでは順不同なのですが1位はこれでキマリです!どうぞ!




第1位:『ターザン:REBORN』
狩野英孝、“世界一美しい新ターザン”とイケメン対決!? まさかのデュエットも実現


全映画ファンがずっこけた、と言っても過言ではないこのイベント、ふたを開けてみれば狩野英孝からのすべり芸披露や「翼をください」をデュエットで歌うなどの無茶振りを全て受けたアレクサンダー・スカルスガルドの株が爆上げになった素晴らしいイベントでした。この写真も見事な対応っぷりです。

特にアレックスが退席した後の狩野さんのコメントが秀逸です。

コメント欄では「対応が神…」「カッコよすぎる!映画、絶対観に行きます!」と別れを惜しむ声が続出する中、アレクサンダーが退場すると、狩野さんは「いや~、すごかったな…」としみじみ。 
「ハリウッドスターなのに、企画も全部乗ってくれて本当に優しい! すごく良い方。彼のこと勘違いしてました。もっと気取って『ターザンやってますけど何か?』的な感じの方かと勝手に思ったんですが、全然違った。一緒に歌った時、目を合わせてくれたんですが、本当に瞳に包まれそうだった。僕が女性だったら間違いなく惚れてますね」と吐露。 
MCから「最初はイケメン対決だったのに」と追及されると、「いやもう今日からは彼の大ファンです!」と、すっかり“新ターザン”に魅了されていた。
めっちゃわかる…この神対応なら誰でも惚れるでしょうが!!もしお時間があればこのイベントの様子もご覧ください。51:00あたりから狩野英孝の瞳を見つめながらふわふわした日本語で「翼をください」を歌ってくれるアレックスが見れますよ…最高かよ…


このほかにもアレックスはLAプレミアを訪れた桐谷健太に「(今度来日した際には)銭湯めぐりを一緒にしよう」と桐谷健太の趣味をふまえたコメントをするなど本当この人…素敵…尊い…という気持ちになります。



アレクサンダー・スカルスガルドは「世界で最もハンサムな顔100人」の常連ということですが「ハンサム」っていうのはこういうことを言うんだぜ!



以上です。いかがだったでしょうか。

言っておきますがここで挙げた倍以上おもしろ映画宣伝は存在します。今年の年末を迎えるまでにはさらなるとんでもない宣伝が待ち受けていることでしょう。楽しみですね!…楽しみですかね……俺はいつまでこんなものを見続けなきゃならないんだ!!!




おもしろ映画宣伝はまた年末に成敗じゃ!